アマグリリス -説明書-


概要
簡単な使い方
player.txtの記述方法
アクションの記述方法
ビルディアの記述について
resultについて
更新履歴
その他

●概要
 ・このソフトは、非電子ゲームアマリリス用のシミュレータです。
 ・バージョンは1.21。説明書の最終更新は2009/04/29ごろ。
 ・Javaが入ってないと動きません。
 ・結果が間違ってても怒らないで、優しく教えてください。
 ・バグの可能性以外は、「マアグヱリテ」のだいたい上位互換です。
 ・アマリリス・ビルディアにも(大体)対応。
●簡単な使い方
 ・player.txt にキャラデータを書き込む
 ・Amaguryllis.exe を実行
 ・result.txt 及び result.csv に結果が出力される!
●player.txtの記述方法
 ・playerを記述する方法はたくさんあります。
  以下にサンプルを示します。
10/1/1/2/盾槍槍加/盾:シールド:防2L,槍:スピア:直D4E2,加:ブースト:攻/サンプル

  このように、キャラクターの要素は、/ によって区切られます。
  基本的には、以下の形で記述を行います。
HP/攻撃力/防御力/素早さ/パターン/アクション/名前

 ・HP,攻撃力,防御力,素早さに関しては、そのまま数字で記述してください。
  名前は、省略が可能です。

 ・パターンは、アクションを実行する順番のことです。
  3つの記述方法があります。
  1)数字モード  10/1/1/2/1223/...
    1が1番目のアクション、2が2番目のアクション・・・という風に対応しています。
    0は10番目のアクションに対応しています。アクションが10個までしか登録できません。
  2)ABCモード  10/1/1/2/ABBC/...
    Aが1番目のアクション、Bが2番目のアクション・・・という風に対応しています。
    小文字でも大丈夫だと思います。アクションが26個までしか登録できません。
  3)略称モード  10/1/1/2/盾槍槍加/...
    上のサンプルでは、1つ目のアクションに盾、2つ目のアクションに槍、
    という風に略称を設定する記述がされています。
    略称による記述をすることで、アクションの順番に関わらずにパターンが記述できます。
    略称には漢字かなカナ1文字しか当てることが出来ませんので、注意してください。
    英数字を当てると、おそらく他のモードと誤認識します。

 ・パターンの中の , は無視されます。区切り文字として自由に使ってください。
 ・同じアクションを何度も連続で使用する場合、回数を表記する事も可能です。
  例えば、AAAAABBC というパターンを記述するなら、A*5,B*2,Cと書く事が出来ます。
  マーガレットの剣師を記述する場合には使えないので、その場合はアクションとパターンを定義してください。

●アクションの記述方法
 ・アクション毎の区切りは , を使用してください。
  アクション詳細は、「ベース」と「カスタマイズ」から記述されます。

 ・カスタマイズを行っていないアクションに関しては、「ベース」である漢字を一文字記述してください。
  マーガレットの表記も使うことが出来ます。その漢字については、既にカスタマイズ済みです。
  略称は、何も記述しなければ、その漢字の頭文字となります。
  回復剣Nや攻撃力+Nなどで、同じ漢字のアクションを数種類作る場合は、略称を設定してください。

  直接攻撃    ・・・ 直 又は 斬
  防御無視攻撃  ・・・ 無
  HP減殺    ・・・ 減 又は 殺
  攻撃力+N   ・・・ 攻N 又は 熱N(N省略時はN=1
  防御力+N   ・・・ 防N 又は 防N(N省略時はN=1
  素早さ+N   ・・・ 早N 又は 速N(N省略時はN=1
  ガード与え   ・・・ 盾
  反射与え    ・・・ 反
  ライフ与え   ・・・ 命
  HP回復    ・・・ 回N(N=遅延起動時間、N省略時はN=1
  ビルド     ・・・ 構N(N=構築対象
  高速剣(直FL)  ・・・ 高
  蟲毒剣(直PL)  ・・・ 毒
  衝撃剣(直SD2)  ・・・ 衝
  絶対剣(無D3)  ・・・ 絶
  重撃剣(直E2D4) ・・・ 重
  魔法剣(減D2L)  ・・・ 魔
  デス剣(減E2D6L) ・・・ 死
  鏡の剣(反D2L)  ・・・ 鏡

 ・カスタマイズを行ったアクションは、「ベース」のほかに「カスタマイズ」を加えて記述します。
  「カスタマイズ」は、英数字で記述します。Nにはその数字を入れてください。小文字でも可です。
  ライフ与え、HP回復に関しては、自動的にリミテッドが付加されているので、記述の必要はありません。
  <リミテッド> ・・・ L 又は O
  <遅延起動N> ・・・ DN
  <高速起動>  ・・・ F 又は D0
  <効果N倍>  ・・・ EN 又は +N
  <スタン与え> ・・・ S 又は SN(複数付与の場合)
  <毒与え>   ・・・ P 又は PN(複数付与の場合)
  <全体化>   ・・・ W
  <対象>    ・・・ T
  <配置N>   ・・・ AN

 ・この組み合わせを用いることで、アクションを記述することが出来るようになります。
  防御力+2<リミテッド> は、 防2L や 防2o という記述になります。
  また、<毒与え><スタン与え>は重ねることが出来ます。
  PP = P2 であり、 SSS = S3 となります。
 ・マーガレットの表記に対しても、カスタマイズを追加することが出来ます。
  高PS と記述すると、直FLPS と同じ内容になります。
  変態デス剣(6):HP減殺<効果2倍><リミテッド> は、
  変:変態デス剣:死D1 と記述してください。

 ・ビルドに関しては、<配置N>が必須となります。忘れないようご注意下さい。

 ・カスタマイズを行った剣に関しては、その内容と名称を記述する必要があります。
  略称:名称:内容 の順に記述してください。名称は省略が出来ます。
  盾:シールド:防2L = 盾:防2L となります。

 ・略称と名称、両方とも記述を省略することも出来ます。
  その場合、パターン記述に使用される略称は、ベースの漢字と同じになります。
  防2L の略称は、防 になります。
  同じベースで異なるアクションがあり、略称が重複する場合は、123やABCでのパターンの記述を利用してください。

 ・アクションを全て省略することで、「マアグヱリテ」と全く同様の記述が可能です。
  パターンを略称モード、アクションをマーガレット互換モードと認識します。
  よって、このシミュレータは「マアグヱリテ」の完全上位互換となります。

 ・これらを踏まえた上で、それぞれのサンプルを示しておきます。
  10/1/1/2/1223/盾:シールド:防2L,槍:スピア:直D4E2,加:ブースト:攻/サンプル
  10/1/1/2/盾槍槍加/盾:防2L,槍:直D4E2,加:攻/サンプル
  10/1/1/2/ABBC/盾:防2L,重,熱/サンプル
  10/1/1/2/盾重熱/盾:防2L,重,熱/サンプル
  10/1/1/2/防重熱/防2L,重,熱/サンプル
  なお、10/1/1/2/盾重熱/サンプル はマーガレットのキャラになるので注意してください。
  また、10/1/1/2/防重熱/サンプル も同様にマーガレットのキャラになります。

●ビルディアの記述について
 ・ビルディアを定義する場合は、エントリーユニットの後ろに、 ; で区切って記述してください。
 ・ビルドの対象は、構0(構T0)ならエントリーユニット、
  構1(構T1)ならば直後のユニット・・・という順番になります。
 ・以下に、サンプルを示しておきます。1行で記述してください。

エントリーユニット
○泡子(8):5/0/0/2/バブリアセルフ、バブリアレッド、バブリアブルー
ビルディア定義
○バブルレッド(4):5/0/0/1/赤赤
○バブルブルー(4):5/0/0/1/青青
アクション定義
・バブリアセルフ(1):ビルド(泡子)<リミテッド><遅延起動4><配置−1>
・バブリアレッド(2):ビルド(バブルレッド)<遅延起動2><配置1000>
・バブリアブルー(2):ビルド(バブルブルー)<遅延起動2><配置1000>
・赤赤(2):HP減殺<全体化><遅延起動3>
・青青(2):反射与え<全体化><遅延起動4>

 → 5/0/0/2/ABC/自:バブリアセルフ:構0LD4A-1,紅:バブリアレッド:構1D2A1000,蒼:バブリアブルー:構2D2A1000/泡子;5/0/0/1/A/赤:赤赤:減D3W/バブルレッド;5/0/0/1/A/青:青青:反D4W/バブルブルー
●resultについて
 ・戦闘経過については、見たままの通りです。見づらくてごめんなさい。
 ・@@は勝ち、 ++は引き分け、 . は負けです。最後に、勝-分-負の回数があります。
 ・result.csv を result.xls に貼り付けると見やすいです。
●TeamBattle.exeについて
 ・ユニットを2つのチームに分けて、相手のチームに対して総当りを行います。
  player.txtに全てのユニットデータを入れたら、チームの境目に @ を入れてください。
ユニットチームA...
@
ユニットチームB...

  と言ったように記述してください。
●更新履歴
 ・09/04/28 Ver.1.21
  -パターンの回数表記を可能にした
 ・09/04/26 Ver.1.20
  -アマリリス・ビルディア対応
  -チームの区切りを@に変更
 ・09/02/13 Ver.1.15
  -同時行動におけるライフの発動タイミング修正
  -結果を少し見やすく改良
 ・〜09/02/12 Ver.1.11 更新履歴記録開始
●その他
 ・使う時には、result.csvは閉じてあげてください。
  csvは開いていると自動で上書きされません。
 ・おかしいとこあったらメールなりチャットなり2chで文句言ってください。ほんとごめん。
 ・略称に文句言わないで。無とか盾とかdとかfとか。
 ・実は、player.txtのキャラデータの最後に - をつけると、そのキャラデータは無視されます。
  わざわざキャラを消すのが面倒なとき、メモを残したいときにどうぞ。
  こういう風に記述してください。-
  完全に無視されるので、キャラデータでなくても(メモ書きとか)大丈夫です。
 ・アクションが1つ、かつ略称を設定してないときに、ユニット名にSやLなどのカスタマイズ記号を入れると、
  バグでうまくユニットデータが作れないようです。マーガレット剣師は平気だと思います。
  略称を設定する、使わないアクションを増やす、ユニット名を変えるなどして対応してください。
 ・このシミュレータを作るに当たって、HIRUKAWA Ryo 氏の exewrap を利用させていただきました。
 ・作った人:THEKI